魔女の守人
3000人の少女に魔子を注入すると9割死ぬ……ってさすがにそれは盛り過ぎじゃないかな……。いくらなんでも2700人も死んでおきながら噂にもなっていないと言うのは考えにくい……。さすがにバレるでしょう。他国に留学に行った等の言い訳が考えられるけど、ちょっと無理がないかなあ。記憶操作でもしていないと受け入れにくい。しかも、魔女って数年しか保たないみたいだしな……。人類がかなり詰んでいる状況からして、街の人口もせいぜい数千から数万人ぐらいに見えるし、ちょっとリアリティを感じられないね。
ONE PIECE
想像以上におでんが強い……。真向勝負ならカイドウよりも強いのではないかと思えるほどだ。戦いではなによりも強いおでんと、しかし、マネマネ実は相性が最悪だな。尽くおでんの弱点を突いてくる。まあ、マネマネの実はもともとチート級に便利だからなあ……。
現時点で気になるのは内通者の存在だね。おでんの攻撃を予期することは不可能ではないけど、タイミングまでピッタリとなると偶然で片付けるのは難しい。でも、カイドウがわざわざ内通者の存在を匂わせているのが引っかかる。疑心暗鬼にさせるためのブラフかな、と。
鬼滅の刃
縁壱さんは素朴で物静かな人だった、という炭吉の言葉が良い。黒死牟から見た縁壱、縁壱自身から見る縁壱とも違った別の側面。見る人によって人間とはいろいろな側面が垣間見えるという描写が好きだ。厳密には別の側面というわけではなく、見る人がどのように捉えるのかということだ。縁壱は素朴で飾り気ない人物なので、見る人によって見え方が違う。嫉妬深い人物には超然とした聖人。優しく穏やかな人物には優しく朴訥な青年。そのように見えているだけ。
しかし、見取り稽古だけで日の呼吸の型を覚えた炭吉さんは凄いな……。あるいは子孫が記憶の継承で代々研鑽を積み重ねて行った可能性もあるか。最初は再現度が低かったけど、時々天才が出て先祖の記憶から型を再現したのかも。炭治郎のお父さんみたいな。お父さんは生まれつき痣者だったみたいだし、透明な世界も見えていたらしいし、彼こそ竈門家最高の天才だったのかもしれない。夭折しなければ無惨を倒すのは炭十郎さんだったのかもしれない。
ハイキュー!!
鷲匠監督の屈託のない「格好いいな」という台詞に感動させられる。高さ、強さが正義であると認識しながらその事実にずっと苛立っているような人だったのに、素直に格好いいと言えるようになって本当に良かったね……。
僕のヒーローアカデミア
先生の名前に物議が醸し出されているけど、個人的な是非についてはともかく、ちょっと防衛意識が足りなかったかもね。面倒な話題であることは確かではあるし。でも、これは作者だけの問題じゃなくて編集部の方が気を付けなければいけない問題でしょう。
内容の方だと裏切り者以外のすべてのヒーローを動員、と言うのはちょっとどうかなあ。拠点を一つ潰すだけにしては大袈裟過ぎるし、そんなことをするのにどれだけの労力が必要になるのか想像もつかない。情報統制とかどうやっているんだ?現実感が湧かないぜ。
Dr.STONE
イバラのおじさんは最後の最後まで強敵だったな……。ギリギリの状況でも冷静な判断力。千空とイバラ、どっちも劣らぬ名勝負だった。勝因は千空側は二人で、イバラは一人だったと言うことだけだな……。二人いたから「罠の仕掛け人」と「実行役」に分かれることが出来た。龍水を復活させたのはファインプレーであったと言う他ない。
最後の、今度は一人じゃないという台詞も良かった。勝利しても、一緒に勝利を喜ぶ相手がいない孤独を塗り替えてくれる通信という“科学”。科学は人と人をつなぎ合わせてくれるものという描写が良いと思います。
アンデットアンラック
爆破解体のお兄さんたちが無用に目立っていてダメだった。これ、無許可でやっているとしたら普通に犯罪なのでは……?まあ面白いからいいか。
相変わらず説明台詞が多すぎなバトルはどうかと思うけど、否定者同士の戦いというのはけっこう面白く感じるね。相手のルールを理解して、そのルールの隙間を突く。スタンドバトルそのものだけど、それゆえに面白く描くのはけっこう骨が折れそう。ちょっと期待したいところ。
チェンソーマン
バトル漫画なのに敵や味方の日常描写を見ているだけでニヤニヤしてしまう不思議な漫画なんだけど、それでいて緊張感が失われることがなく裏では様々な状況が進行していて、ハンバーガーショップでデンジたちの騒がしい日常の裏でロシア組の呪いが撃ち込まれ、そのロシア組カップルがほのぼのしていて師匠の人が可愛い過ぎない……?ってなりつつ暴力の魔人とコベニちゃんの掘り下げをしていて、暴力の人には人間の脳が残っているという話、これは人間メインの人格と悪魔メインの人格で分裂しているタイプだ……仮面が外れた時がヤバそうなんでたぶん今回の話で一回ぐらいは外れると思うけどコベニちゃんとの関係は壊れないで送れよ頼むよーと思っているとアメリカ組の介入がやってきてアメリカとロシアの同時介入?これ状況が複雑過ぎない?三つ巴になるのかなとハラハラしていたけどアキ君がデンジパワー二人の扱いが上手すぎてこいつら可愛いな、ってなりました(めっちゃ早口)。
MASHLE
魔法がすべての世界で良い気になっているやつを筋肉で鼻っ柱をへし折る、いわゆる“ざまあ系”の流れで進んでいる。正直言ってちょっとキツイな……。他人がグループで仲良くやっているところに空気を読まないで正論(大抵正論ではない)をぶちかましていく系の臭いがする。大体、試験管の魔法使いの人が苛立つのも当然と言うか……。魔法の試験をやっているのに筋肉で突破されたりしたら試験の意味が無くなる。まあ、足止めの生徒を送り込むのはどうかと思うけど。
アクタージュ
最終的に支離滅裂な舞台になってしまったけど終わった後も舞台について語り合う声が絶えないと言うのも良い描写だと思いました。賛否両論とはこう言うものか、みたいな。あと、黒山さんと天知は共犯者であると言うことも明らかになった。どこから仕込みだったんだこれ?もっとも意見が同じと言うわけではないようだけど。黒山さんが撮りたい映画、と言うものに関わっているんだろう。この辺りはアクタージュという物語の本筋になるので、これからも見え隠れしていくんだろうな。個人的に、千世子側の背の低い眼鏡の人が良いキャラしてんな、と思った。常に俗っぽいことを言うけど、たぶんそう言うふうに振る舞っているんだろうな。こういう客観的な視点を持っている人は冷静で視野が広い。それと、花子さん……予想はしていたけど、彼女にはまったく救いがなかった。むしろ、より深い絶望に陥ってしまったね……。彼女が救われないのは他の何かに原因があるわけではない。彼女自身に問題があることがはっきりしてしまった。どうなんだろう、千世子ちゃんたちの羅刹女が彼女の救いになる可能性はあるのだろうか?
AGRAVITY BOYS
話が少しずつ展開してきたね。高次元存在以外の外部からの侵入者って初めてなので、ここからだんだんと世界が広がっていくものと思われる。今回がいきなりシリアスになるとは思えないけど、今後のシリアスの前振りにはなりうるのではないかな。
ミタマセキュ霊ティ
良かった……ちゃんと話が続いた……。ジャンカの人はさすがに語尾がうるさいので、レギュラー化するのならもうちょっとマイルドな調整をお願いしたい。
今のところハゼレナがとても良いキャラクターになっているので、彼女以外にも作品を支えられる柱が出来ると作品の安心感が違うんだけどな。ミタマも良い主人公なんだけど、ハゼレナありきのキャラクター性のような気がする。彼女以外と関わって作品が成り立つのかな。
ブラッククローバー
ユノは死なないんだろうなあ……と思うので衝撃的な引きという感じがあんまり……いやまったくないな。モブも容赦なく死んでいるけど、本当にモブばかりなので悲壮感が今ひとつ……。このあたりはやり過ぎると悪趣味になってしまうので難しいところではあるんだけど、今は悪い意味で安心感があるなあ。
ZIPMAN
風向きだの軌道計算だの、頭の良さそうな記号感がすごい……。相変わらず弟の頭の良さ描写が物語の足を引っ張っている印象。
ぼくたちは勉強ができない
当たり前のことだけど、楽しむことというのはとても大切なことだね。「大学へいくため」とか「偉くなるため」とかそういう目的のために勉強するのではなく、ただ勉強するためだけに勉強する。勉強そのものを目的化する。それが楽しむと言うことだ。それを教えてくれたうるかはわりと成幸の根本的な部分に影響を与えているな……。これは積み重ねという点では誰も敵わないのでは?
呪術廻戦
呪霊と人間の生存競争であることは前から提示されていたけど、呪霊側も一枚板では無くなってきたという描写は、いずれ人間と呪霊が秩序回復のために手を組む展開があり得るのかもしれない。実際、その辺りが落とし所かもね。
夜桜さん家の大作戦
いろいろ納得のいかない話だった……。求人内容がほぼ太陽を名指ししているあたり、ギャグでやっているのか敵の罠なのかよく分からない……。さすがにギャグなんだろうとは思うんだけど、最後のバレている描写から罠だったのかとも思うけど、こんな罠を見抜けないなんてありえないし、考えれば考えるほど納得がいかない。作者側のリアリティとこっちのリアリティの擦り合わせが出来ていないのが問題だね。ギャグだと納得出来ていれば問題ないんだけど、ギャグなのかマジなのかわからないので、どのように受け止めればいいのかわからないのだと思う。
ゆらぎ荘の幽奈さん
突然のシリアスな話をほぼ温泉でやっているのはさすがだと思います。常に裸にすることでシリアスをシリアスと認識させないという高等テクニック。気のせいかもしれない。
サムライ8
免許のダウンロードが三週間かかるってなんだよ。そういうことはもっと早く言ってくれない?そういうことを言葉だけで済ませるから物語に説得力が生まれないんだよ。まあ、こんなツッコミをしても虚しいだけか……。この作品に伏線とか整合性など求めることに意味を感じられない。
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