呪術廻戦
二対一での正面からやりあっても上、駆け引きでも勝り、心理的な駆け引きさえも通じない。五条悟は本当に圧倒的だ。もはや生物としての各が違う。花御があっさり殺されるとはなあ。でも、相手には夏油がいるんだし、この程度は想定内だろう。ここからどんなえげつない罠が仕掛けられているのかな。真人がなにかやっているところに意味があるのかなあ。
鬼滅の刃
一時間半という時間の絶望的なこと。はっきり言って、今まさに凄まじい勢いで鬼滅隊がすり潰されている状況でどこまで持つのか。無残の圧倒的な能力を前には攻撃も防御も無意味。いつまで生き残れるかという戦いになっている。
それにしても悲鳴嶼さんが無残の頭を砕いたのはやっぱりすごいことだったんだな……。他の柱では切ったはしから再生して足止めにもならない。現状、無残に損傷を与えたのはあの人だ……。逆に言えば悲鳴嶼さんが来れば足止めも不可能ではない。でも、まだ戦う力が残っているのかな……。
最後の炭治郎はどうなるんだろう……。普通ならなんらかの奇跡が起こって助かるのがジャンプ漫画の主人公だけど。けれどもこの作者なら、炭治郎が助かる理が通らなければ容赦なく殺すだろうという信頼感がある。現状、炭治郎が助かる見込みは禰豆子の炎くらいしかないけど、彼女がここに来たらゲームオーバーだから、戦闘が終わらないと無理だろう。柱の誰かが離脱して禰豆子のところに連れていくのもとても無理そうだ。あとは、稀に鬼にならない体質のものがいるという設定(=無残の血に耐性がある?)があったはずだから、炭治郎がたまたまそれだった可能性。それぐらいかなあ。
ONE PIECE
おでんはさすがだな……これだけいろいろなものを背負っておきながらあっさりすべてを捨てて航海に出るのか……。まともな責任感の持ち主ならば絶対にありえないが、この自由さはある意味カッコいいな。おでんにはいろいろな責任を背負ってしまっているが、それを捨ててどうにかなってしまうようなら最初からそれまでのモノではある。周囲の人には迷惑千万だろうけど、それでも世の中なんとかなるという考え方は大切だよね。
まあ、その大雑把さがオロチのような悪党に付け込む隙を与えてしまうわけだが……。
アクタージュ
これは前回の王賀美さんの”助演”の話に関わっているね。脇役と言ってもモブではなく、演じている本人にとっては唯一の主役であると。彼らは”脇役と言う名の主役”を演じているんだ。王賀美さんはあの時点では助演としての役割を果たしきったけど、それは夜凪と拮抗しようと全力を尽くし、その結果としての助演だった。しかし、武光君は最初から夜凪を際立たせることしか考えていなかった。夜凪にとって”敵”にすらなれていない。それは物語としては正しいのかもしれないけど、しかし、役者としては間違いなくなにかの終わりになる。武光君は”自分自身の主役になる”ことを忘れていたんだね。
僕のヒーローアカデミア
結局、このヴィランはただの迷惑なストーカーだったのか……。まあ、アメコミのヴィランと言うのはそういう側面はあるけど、ちょっと描写が足りなさ過ぎて魅力を感じないなあ。主人公たちの成長も、いつのまにか出来るようになっただけで、あまり成長したという実感がわかないし……。うーん、これから描写が出てくるかもしれないし、楽しみにしておこうかな。
約束のネバーランド
女王との戦いにエマたちが関わらなさすぎでは?と思っていたけど、そうか鬼の問題は鬼が解決して、人間の問題は人間が解決するということなのか。それなら納得だけど、これってつまり人間と鬼が対等な存在になるという未来を示唆しているよな。今は無理だとしても、いつかは両者が和解して対等に付き合う未来を目指すつもりなのかな。
ソンジュはなかなか良い奴だな。ムジカはいろいろ規格外だから例外としても、ソンジュのような普通の鬼としての感覚を持ちながら、それでも人間と向き合うタイプこそ希望を感じる。鬼たちも自分の意志で本能を乗り越えられるのかもしれない、という希望だ。
ぼくたちは勉強できない
浮足立ち過ぎてもはや浮いているっ!!!には笑ってしまった。しかし、成幸はモテているのか?そういうタイプだとは思っていなかったけど……。
ハイキュー!!
前回の「どんなに苦しくても”楽しい”が来てしまう」という言葉は、日向と及川さんの両方の物だったんだろうね。どちらも壁にぶつかっていて、くじけそうになっていて、それでもバレーボールをしていれば”楽しく”なってしまう。その楽しさがあればどんな苦しさも乗り越えられる。この言葉が説得力を持つのは、二人が本当に楽しそうにプレイしているからだろうな。新しいことをチャレンジすることが楽しい、新しい技術に触れるのが楽しい、ただボールに触っていることがたまらなく幸福だ。かれらのプレイすべてに”それ”があると思える。
聖剣の勇者の護衛
現代日本に魔王に勇者に聖剣。このあたりに説明がまったくないのはジャンプ漫画としてはどうだろうなあ。なろう系の作品では別に珍しくないので説明を省くのはわからないでもないんだけど、ジャンプで連載するなら、最低限、そのあたりは描写しておくべきじゃないかなあ。せめて現代日本に似た異世界にするとか……。
物語としては、描きたいことがなんなのかブレている感じがする……。何の自覚もない女の子が聖剣を受け継いだことで人々を守る意思に目覚める話みたいだけど、それにしては勇者になれなかった男視点で話が進むのが気になる……。結局、どっちが主人公なんだこれ?
夜桜さんちの大作戦
結局、密造銃を持っていたのは殺し屋カップルが仕事で使うつもりだったというだけなの?なんだそのオチは……なんか納得がいかないんだが。それを放置するのは仏山さんとしては良いのか?
チェンソーマン
戦闘がスタイリッシュで、レゼの戦い方が洗練されているのがわかるね。強技ぶっぱしているだけのやくざの孫とは雲泥の違いだ。爆弾蹴りが何段階かにブースターが分かれているのもロマンがあるし、着地の絵も超カッコいい。彼女の戦い方はすべてがセンスが溢れているなあ。そして、その圧倒的な力を前にアキ君は立ち向かえるのか?可能性としては天使君の作った刀に特殊な能力があるとかかなあ。普通に考えれば、アキ君の新しい”目”の力のお披露目と言うことになるんだろうけど。
ブラッククローバー
ラストカットはアスタの中の悪魔の力も増しているという描写だろうか。アスタの戦い方もかっこよくなってきてヒーローらしくなってきたのはいいけど、そんな都合の良い力はないよね、ってことなのかな。
ゆらぎ荘の幽奈さん
恋心を封じるどことか、他の男に対する嫌悪感まで仕込んでいるよねこのナルシスト。やることが本当に陰キャと言うか中二と言うか、とにかく気持ち悪いです。まあ、こんなあからさまにヤバイ奴を信用してしまった夢咲先生も問題がある……。
ミタマセキュ霊ティ
まさかの解説おじさん回だって……!?いったいどんな需要が……?はい、すごく面白かったです!と言うか、ハゼレナの日常を解説おじさんが人情たっぷりに説明してくれるなんて、それだけで面白いに決まっているじゃないか……!しかも、説明の端々からおじさんの良い人っぷりが滲み出ていて……ハゼレナのお母さんの想いとか、ミタマは空回りしているけど良いところはフォローするとか、いろいろ霊としてのマナー(?)違反のター坊とピー子は子供ゆえの寂しさから大目に見てあげる優しさ、最後に個人的な切なさまで持ってくるとか……卑怯っ……好きになっちゃうっ…!!
サムライ8
客観的に見て、今回はそんなに悪くなかったような気がする。セリフ回しに違和感があるのは相変わらずだけど(達磨師匠のセリフは全部かっこ悪い……)、無駄なハチマル上げセリフがあんまりないので読み易かった。あと、サムライの身体が不死ではないことや、師匠の目の話(見えたり見えなかったり)にも解説があって、いろいろ疑問点も解消させようとしているのも良い。ただ、候剣(また意味不明な造語……)の設定は、結局、出てくる敵全部が身に着けるようになって、サムライの不死性意味ねーじゃん、みたいな展開になる未来が今から見えるなあ。
ビーストチルドレン
鰐淵先輩は面倒見がいいな……。後半が右往左往しているのを見ていてたまらなくなって口出しをして、ちょっと言い方がキツかったことを気にしている感じがちょっと良い。
神緒ゆいは髪を結い
ぐぐ……終わってしまった……けっこう好きになっていたので悲しいなあ。けれども、ちゃんとそれぞれ解決したみたいで後味は悪くない。卑弥呼との対決は省略されたみたいだけど、ゆいの意志としては収まるところは収まっているしね。そして、黒ゆいがいなくなったみたいな雰囲気だったけど、ちゃんと最後には帰ってきたところも良かった。ちゃんと鍵斗さんは彼女も受け止めてくれたんですね……さすが鍵斗さんだぜ!
結局、打ち切りになってしまったけど、何が悪かったのかなあ……。鍵斗さんのキャラクターはすごく良かったし、ヒロインたちも(特にあや子)魅力的だったし。あえて言うなら、ゆいのキャラクターの確立が遅かったことかなあ。あまり能動的に動かなかったよね。白ゆいの鍵斗に対する態度がなかなか定まらなかったし、黒ゆいも戦闘面でそれほど活躍しなかった(活躍したら鍵斗さんが目立たなくなるから難しいところだ)。
トーキョー忍スクワッド
とりあえず閣下はないだろ閣下は。
ふたりの太星
とりあえず羽賀スタイルが一般ファッションになっていることに驚愕したのでオッケーです。読者の心を鷲掴みにしやがって。
この結末は、それはないだろうと思わないでもないけど、きっと描かれていないところで二人の想いがあったんだろうな、と想像できるので悪くはないと思う。八冠を取る前に、どうしても二人で決着をつけたかったんだろう。
すごく面白かったし、天童世代が出てからはキャラクターの関係も楽しかったんだけど、やはり二重人格設定があまり有効ではないのが問題だったのかなあ。
Dr.STONE reboot:白夜
なにげない人間の無神経な言葉が機械を縛る呪いになる……ってパターンじゃねーか!スケールがでかいしイメージも美しいけど、人間だったら道具に対してちゃんと責任とれや!
個人的に今回の話はいろいろと納得いかなかったな。そもそも前回の時点で納得いかなかったけど、今回で拍車がかかった……。
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