Dr.STONE
イバラの思惑はシンプルだけど、それゆえに隙がないね。思わず感心しちゃったよ。彼にとってモズの裏切りの真偽はどうでもよく、どちらにせよモズはイバラの思惑通りに動かざるを得ない。必要なのは出航までの時間だけ。それだけでイバラの勝利になる。
絶体絶命の千空たち。遊軍となったマグマたちが出航を邪魔して時間を稼いでくれているうちに対策を練らなければいけない。けど、どうするんだろうね。思いつくのはモズをもう一度味方につけること。モズはゲームのプレイヤーとしてはイバラに劣るものの、駒としては破格の存在であることは間違いない。でも、それだけではまだ足りないかなあ。
Dr.STONE reboot:百夜
Boichi先生はなんなの?鉄で出来ているの?週刊連載を同時連載など本当に人間の所業なのだろうか。
内容は本編でちらっとやっていた百夜たちの地球帰還作戦を詳細にやっていく形になるらしい。たしかに、あそこは簡単に流されていて勿体なかった。百夜の生涯は、まさに未来のために礎となることに捧げたもので、決して表沙汰にならない隠れた偉業。きちんと描いて欲しいね。
ONE PIECE
光月おでんの破天荒すぎる人生は織田信長を思わせる。遺灰の上で鍋を食うとか、常識では判断出来ない発想など、それっぽいね。多くの人々には嫌われて、一部の人に崇拝される。そういうタイプのカリスマだ。
今回からキャラクターの昔の姿が出てきたけど、傳ジローって誰だ……?ひょっとして現代にもう登場しているのかな?
鬼滅の刃
無残様は本当にカッコいいな……。普段のオシャレな姿もいいけど戦闘モードもカッコいい。けれども、すでに慢心を始めているところがさすがだ。「人間に戻す薬は効かなかったようだぞ」ってそれはもう後から効いてくるフラグじゃないないの?実は自分でもよく分かってないだろ!?
千寿郎君からの手紙の内容が判明した。ヒノカミ神楽十三の型が存在しているらしい。ここに来てそんなことを言うとはどういうことだろう。わざわざ伝えてきたと言うことは、無残を倒すために必要なことなんだろうね。過去の回想か、十二の型の中にヒントがあるのか……。
僕のヒーローアカデミア
前回からデク君の気持ち悪さが遺憾なく発揮されていて嬉しい。やはり彼はキモくなくてはダメだね。カッちゃんがデクに対してドン引きしているのも関係としては美味しい。
エンデヴァーさんの指導はマトモだなあ……。やはり名プレイヤーは名コーチたりえないのだな。いや、オールマイトをディスっているわけではないんですが、もうちょっと……。今のところ、オールマイトはデク君の成長にプラスになるようなことをしていないんじゃないかな、と……。
ハイキュー!!
それぞれのメンバーはそれぞれの道に進んでいる。別れ別れになってしまおうが、バレーをやっていれば必ず道は交わる。それを確信している日向と影山の二人はとてもエモいね。影山が写っているテレビを見て、なにも口に出さない日向の描写が良かった。前から思っていたけど、説明をしない描写がすごく巧みな漫画だ。
呪術廻戦
あくまでも神の視点から書くけど、奥の手があるのなら無駄撃ちをするべきじゃなかったね。メカ丸の勝機は真人が油断している間に止めを刺すべきだった。最初の一発で全弾打ち込むのが最善。結果、無駄に警戒させてしまって、決着を急がせてしまった。ただし、いちいち術式装填をやっているあたり連射が効かなかったのかもしれない。それなら仕方がないけどね。
ぼくたちは勉強ができない
真冬先生パートになるとウェット指数が急上昇するな……。やっぱり作者も大人だから、彼女の抱える後悔に感情移入しやすいのかもしれない。なぜそう思うかというと、自分が感情移入しやすいからです。過去の自分の間違いを肯定しなおす。そうすることで人間は生まれ変わることが出来るんだ。
それはそれとして、高校生相手に青春を取り戻そうとするのはまずいですよ先生!
ミタマセキュ霊ティ
すごく面白い……いや、ものすごく面白いぞ!?ページをめくるたびに笑い転げてしまった……。
まず解説おじさん幽霊の登場で笑い、ミタマに助けを求めたらゾビロが出てきて笑い、解説おじさんに怯えるミタマで笑い(おじさんがミタマをジョー呼ばわりしているのも地味に面白い)、ゾビロの勝利シーンで笑い、霊たちの華麗な連携で笑ってしまった……。ちゃんと細かい笑いを積み重ねつつ、最後のシュールな決着がもつカタルシスで頂点に達する……。この作者、普通に漫画が上手い。これはセンスだけで出来ることではないな。
ブラッククローバー
ハート王国はクローバー王国とは魔法の体系が違うみたいだね。こういう物語の技術に様々な派生があるというのは、世界観の多様さにつながるので自分は好きですね。国が違えば人が違い、その場所独特の文化が生まれる。それは当たり前のことだし、それがあることで、世界にいろいろな人が住んでいるという感触が生まれてきます。世界すべての人が同じような文化を持っていると、世界が狭く感じてしまうのですね。
今後、両王国は深くかかわることになりそうですけど、どちらの技術が優れているというのではなく、お互いを尊重するような関係になって欲しいですね。
TOKYO GRIND HORROR CHANNEL
読み切りをどこかで読んだ記憶があるなあ……。その時は「絵がすごく上手い」と思った記憶がある。今回も、絵がすごく上手いなと思った。見開きの構図とか完全に新人の力量じゃないな……。動きもあるし、読みにくくもない。やたらとセリフが多いのは良し悪しかもしれないけど、主人公のテンションが高いので一気に読めるし、自分は嫌いじゃないですね。ストーリーも変に奇をてらったものではなく、ストレートで分かりやすいのもOK。ただし、主人公のデザインはかなり攻めている印象。よく見たら剃りこみすげーな。
ゆらぎ荘の幽奈さん
電子版で読んでいるので最初は……ひょっとしたらこれ……と怪しんでいたんですがやっぱりそうだったんだね……。まあ、とにかくすごい情熱だし、カッコいいとさえ思える。
夜桜さんちの大作戦
潜入するのに嵩張るものは持てないにしても、もうちょっと他にも武器を持って行っても良いのでは……?ナイフぐらい持っていけるでしょう。しかも、予備の弾倉が無いようだけど……。ありったけの武器を持って行って使い果たしたのに、拳銃一丁でどうにかなるものなんだろうか……。
しかし、辛三お兄さんのキャラ編としてはそんなに悪くもない。家族を大切にするヘタレで頼もしいお兄さんですね。ただ、長男以外、最初から主人公に好意的なもので、関係の変化が生まれにくいのはどうかと思う。もともと好意的なキャラクターが好意的に振る舞ってもドラマが生まれにくいんじゃないかなあ。
チェンソーマン
藤本先生は絵の説得力がすごいね。花火とともに高まる高揚感と、それが崩れ落ちる流れを台詞ではなく絵だけで表現している。台詞もほとんどないのに違和感ぜんぜんないもんな。すごいよ(語彙力)。
レゼの「デンジくんのことが好きだから」と言いつつ舌を噛み切ることが両立しているの怖いなあ。なにが怖いって、デンジのことが好きという言葉が嘘じゃなさそうなのが怖いよ。この人、感情と理性を完全に切り離しているよね。ヤンデレ感がまったくない、プロだろこれは……。マキマさんと同じタイプだな……。
爆弾に変身するシーンがカッコいい。頭だけじゃなくて腕も半ば吹き飛んでいるところがセンスあるなあ。綺麗なだけじゃない荒々しさがあって、それが爆弾らしいと思う。
アクタージュ
今回は溜め回になるので、来週を読まないとなんとも言えない。王賀美さんの地金が試される展開になりそうだ。可能性は高くないと思うけど、このままズルズルと舞台が崩壊するのを眺めることになるか、カットして後日談になる可能性もある。まあ、判断は保留にして、来週を楽しみに待ちたい。でも、王賀美さんは自分のプライドに拘泥して舞台を壊すタイプではないと思うけどね。意外と周囲に細かい気遣いをするタイプだし。
神緒ゆいは髪を結い
鍵斗さん、マジかっけえ……。お世辞抜きで今のジャンプで最高のイケメンでは?バトルヒロインと普通主人公が出てくる作品としては理想の主人公像ではなかろうか。力では決してヒロインに敵わないけれど、心意気と勇気で立ち向かい、意思の力で勝つ。バトルヒロインものは数多いけど、そのジャンルで好かれる主人公ってあんまりいないよね。ヒロインにおんぶ抱っこな印象になりやすいし。その点、鍵斗さんは自分で身体を張るし、精神力でヒロインを圧倒するし、その過程も爽やかで嫌味がない。良い主人公だと思います。
ふたりの太星
爽やかな青春ものみたいは冒頭からなんだよこのオチは……面白いじゃあねえか……。
メガネの人が負けを認めて投了しようとするのを何度も邪魔される天丼シーンも地味に面白いし、天童世代のあまりにも濃すぎるキャラクターたちが暴れ回るのが面白い。福田先生は印象的なキャラクター作りが本当に上手いな……。短い描写しかないのにメガネの人(名前は忘却)は好きになっちゃうし、天童世代の面々は一人だけでも話を支えられそうなぐらい深みがある。そしてオチの畳み掛けるような納得の展開。本当に面白いな。それだけに序盤の要素(幼馴染みや太の存在)が足を引っ張っている印象が惜しいなあ。
サムライ8
今回はそんなに悪くなかった、かなあ。過剰なハチマル上げは相変わらずだけど……。なんだよモブサムライたちの後方保護者面は……そんなことを言うに足るドラマまったくなかっただろ?
それを除けば竜とのバトルは結構わかりやすい。アクションも見やすいし、普通にカッコいい。あと、圧倒的に相手が格上だと認め、自分の増長を反省し、上で仲間の力を借りるというのもアリだと思うし。ハンデ戦みたいなもんだ。ただ、それを全て台詞で説明してしまうセンスはどうにも受け入れにくいし、そもそもハチマルが反省するようなドラマがあったっけ……と疑問しか湧かない。先週までの流れをきちんと意識しているとは思えないよ。
トーキョー忍スクワッド
忍びバトルだけど、やっていることは基本的にヤンキーバトルだな……。キャラと立場を変えればマガジンで連載していそうだ。
ビーストチルドレン
普通に悪くはないと思うんですよ。最終局面の鍔迫り合いを表現出来ていると思うし。ただ、ちょっと読みにくいかな……場面場面でなにが起こっているのかよくわからない感じ。フラットに読んでしまった……。まあ、これは自分がラグビーのルールをよく知らないせいかもしれないな。
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