ハイキュー!!
まさに日向の集大成。一人でプレイしていた頃から、ついにここまできたという実感がこもっている。楽しくて楽しくて仕方がないという子供の心境だ。しかし、楽しい時間はいつかは過ぎる。ここから地獄の始まりか?
話の展開的に、ここで日向がリタイアするとは思えないですね。むしろ、ここからが本番でしょう。楽しいだけの時間が過ぎて、ここからが積み上げたもの(練習と想い)が試される時がきたんじゃないかな。
それはそれとして。途中、日向がレシーブからの自分からバックアタックを決めた時の鴎台側のブロックの葛藤が目に見えるようで、漫画が上手いなあと思いました。
鬼滅の刃
炭治郎が必死になって見出した至高の領域が悲鳴嶼さんがヒントを得た途端に習得したのは、むしろ柱の特別性の表れであるように感じられるので問題ないと思います。炭治郎よりも特別な才能があり、長い経験を積んできた柱が、炭治郎に出来ることが出来ないわけがないですよね。ただ不死川さんは視えている描写がないのは、そこは鬼殺隊最強と天才ゆえの特異性というべきでしょうね。柱はすごいけど、それはそれとして炭治郎のやったこともまたすごいという、バランスの取れた描写になっていると思います。
おそらく、そろそろ黒死牟線も決着が近いのではないでしょうか。というより、無一郎君が一太刀入れて、玄弥の奇襲がまともにヒットしたこの段階が千載一遇のチャンスでしょう。はっきり言って黒死牟の実力は柱三人がかりでも到底届かない領域という描写がされているので、ガチの勝負では勝ち目がありません。ここで勝負を決められなければもう無理じゃないかなあ。こういうところ、鬼滅の刃という漫画は容赦がないからねえ。
僕のヒーローアカデミア
背景の小さなコマで色々なキャラクターがわちゃわちゃ動いているのは読んでみて楽しいですね。爆豪が周囲の同調圧力に負けてクリスマスの楽しまされているのはなかなか面白い。仲良いな。
Dr.STONE
結局、側近の人が黒幕だったというのは意外ではなかったね。そして、決着をつけ方もだいたい見えてきた。側近に個人的に従っている人の数にもよるけど、ソユーズが長の血縁であろうことはまず間違い無いわけで、ならば大義名分もあるし、案外簡単に終わりそう。石化王国最強のモズ次第、というところかな。コハクが倒すのか、あるいは仲間になったりするのかな。
夜桜さんちの大作戦
ジャンプ恒例の修行回を楽しくスピーディーなものにしようとしていて素晴らしいな、と思いました。ついでに夜桜家のキャラクター紹介までやっているのはなかなか。この回で夜桜の人たちに愛着が湧いた人も多いのではないかな。基本的にみんな良い人ばかりなのが伝わってくるし。とりあえず二刃お姉ちゃんは人気が出ることは間違いないね。
ちょっと気になるのは六美のキャラクターが描けている気がしないこと。その設定上、あまり積極的に動けないのはわかるけど、主人公にとってのヒロインなのだし、もうちょっと魅力的に描けているといいのだけどね。
約束のネバーランド
ギーランの株の上げ方が凄まじいね。完全に貶められた名君が復讐者となって帰還してくるという大河ドラマの主人公みたいになっている。もっとも、人間にとってみればどんな名君であっても食人鬼であり、相容れない相手なんだけれども。たぶん、作者は鬼には鬼の正義があるということで、悪ではないということを描きたいのだろうと思います。ただ、ちょっと描写が足りないような気もするな。はっきり言って鬼の区別がつかない。誰が誰なのかよくわからない……。とは言え、あまり描写を割いてしまってはエマたちの影が薄くなるし、難しいね。
ミタマセキュ霊ティ
今ひとつどういう態度で読めばいいのかよくわからない……。ギャグ漫画なのはわかるんだけど、霊が邪悪なのかどうでないのかよくわからないので、主人公のやっていることが正しいのかどうなのかがよくわからないので、霊を退治することがどういう意味をもつのかがよくわからない。総じてよくわからない。
「一緒にきて欲しい!っつってんだ!」はちょっと面白かった。
ぼくたちは勉強ができない
この話の教訓は、運なんてものは良かったり悪かったりすることは当たり前なんだから、あまり気にすることじゃないということですね。
ブラッククローバー
暴牛の人たち、なにか策があるのかと思ったら何も考えていなかったのか……!まあ、勝算があるから行動するタイプの人たちではないのは間違いないからキャラはブレていないけれども。そして、魔法帝のフォローがあっての決着はだいたい事前に予想していた通りになった。まあ、国外追放で時間を稼いで無実の証明をするのがベターなところなのはわかるけど、無実の証明ってどうすればいいんだろう?悪魔の存在を証明する必要があるのかな。
姫さま“拷問”の時間です
ジャンププラスで読んでいるんだけど、思ったりジャンプ漫画に馴染んでいる気がするな。このなにも起こらないユルさは昔のジャンプにはけっこうありそうな感じ。具体例は思いつかない。
むとうとさとう
冒頭の不良は武藤君に制服を渡して繕ってもらっているんだよな……。よく知らない相手に制服を預けたりするかなあ。そして制服に刺繍をするなよ武藤君……。
アクタージュ
アラヤの言っていることは、自己の客観視ということだよね。自分の外に自分を見る目を作るということ。それが天球の人たちの姿を取っているのは、彼にとってそれだけ身近な存在だからだろうね。思考のトレースが容易く出来るぐらいによく知っている相手。これは別に特別なことじゃなくて、“他人と接する”ということは、他人を自分の中に取り込むことなんだよね。他人に影響を受ける、というけど、あれは他人の人格を自分に取り入れているということなんだよ。そうして人間は変化し、成長していく。だから、人間の中には色々な人間が存在しているのは当然のことだと思います。あ、自分の中で簡単に言動をトレースできる人がいたら、それはとても重要な人だから大切にした方がいいよね。
話が逸れた。ともかく、千代子ちゃんはまだアラヤの言うことがよくわからないみたい。まだそこまでの深度まで没入していないんだろうね。ということは、おそらくそこが彼女の壁になるのだろうし、彼女の居場所(自我の根拠)を見い出すことが彼女の戦いになりそうだ。
王賀美さんの言っていることは、たぶんワールドトリガーの三雲修の言っていることと同じだね。自分が一度でも弱くあることを選んだら、もはや強くあり続ける事は出来ない。それは自分が自分であるという自覚を失うということを意味する。だだし、これは修とも同じだけど、ずっと強くあり続けるということはまず不可能な話であって、もし貫き通そうとすると死ぬしかないような気がするな。少しは弱くなった方が良いと思うけど、まあ自分を貫いて死ぬこととどっちが幸せなのかはわからないけどね……。
アラヤと王賀美の対決は、まさにそれぞれの人格をかけた戦いという感じで、正直、どっちが勝つのか予測できない。それぞれ自分を信じすぎているような気がするし、でも、それに根拠があるから否定も出来ないし……。メタ的な話をすると、アラヤの価値観は銀河鉄道で十分に描かれたのでやや有利かな。王賀美さんの価値観がきちんと読者に提示されたとは言えないし……いや、それを今回の舞台で描かれると考えれば、むしろ有利なのは王賀美さんかな……?うーん。
あと、花子さんが今回も美人だったので良かったです。なんか花子さんが出てくるだけで幸せな気分になる自分がちょっと怖いです。
チェンソーマン
因縁の対決が一週で決着!す、素晴らしい……(恍惚)。どちらも殺傷力が高すぎるゆえのお互いが一撃を入れられるかどうかの戦い。しかし、サムライソードマンの慢心ゆえに三度もチャンスを逃し、わずか一撃のチャンスをものにしたチェンソーマンの勝利!!す、素晴らしい……(恍惚2回目)。
とにかくデンジを見下げていたモミアゲマンは、自分が罠にハメられてることに最後まで気が付かなかった。完全に頭脳プレーで置いてきぼりにされていた。デンジがサムライソードマンの居合攻撃に対して「それナシにしよーぜー」と何度も何度も言っていたのはまさに伏線で、むしろ、それだけにサムライソードの意識を向かわせる作戦だったんだね。それで攻撃が単調になっていたところでタイミングを図りつつ、さらに頭部のチェンソーに攻撃させるように意識を誘導しつつ、最後まで温存していた足のチェンソーによってフィニッシュ!完璧な伏線!完璧な勝利だぜ!
ただ、デンジの同類だとすると、これでもサムライソードマンは死なねえんだろうな。ただ、自力で復活も出来そうもないし、よほどのことがない限りは決着だと思うけどね。沢渡に他の援軍でも来ない限りは……これ以上、グダグダして欲しくないので、きっちり決着をつけて欲しいが……。
ゆらぎ荘の幽奈さん
コガラシサイドの意識についていけない朝霞さんが面白かった。たしかに異常な世界だよな!クレイジーなセリフがポンポン出てくる!
でも、これでコガラシさんが心を無にしているとしたら、この設定の意味はあるの……?朝霞さんへの羞恥プレイということ……?
呪術廻戦
黒伏と仲介役の人がまさに腐れ縁の相棒然としていてカッコよかった。個人的には馴れ合わないが、仕事の上では以心伝心、死んだら地獄へ一蓮托生。めっちゃ萌えるじゃん!作者の人、間違いなくノリノリで描いている……!
五条くん、ちょっと脳をやられて人格が変わっちまったかな……。いや、死から奇跡的に蘇り、呪術の核心を掴んだことでハンテンションになってもおかしくないが。なんだか不安になってくる強さだなあ。
神緒ゆいは髪を結い
鍵斗がゾンビ化するのが遅くなっている理由はなんだろうね。本人の言う通り昔のアヤ子の音の方が好きだったから、今のアヤ子の音に共鳴しなかったということでいいのかな。確かにこの手の妖怪ものは厳格がルールがあり、ルールの抜け穴を探すのがセオリー。それならそれで納得出来る。
それにしても、今回の鍵斗さんもイケメンでしたね。アヤ子は本当は良い子だと言うことを心から信じているからあの説教も説得力が出てくるかな。
サムライ8
ん、まってまって。パンドラの箱の方にもカギがあって、そっちもカギとなる仲間がいるの?それでハチマルはパンドラのカギなの?ええっと、そんな話だったっけ?初耳だったんだけど。見逃していたかな……。
あと、ハチマルの服が変わっていた時、絶対偽物だと思っていました……。最後のページまで「なんだこいつニセモノのくせにふてぶてしいな…」なんて思ってたよ。
ビーストチルドレン
ユキト君を描きたかったんだねえ。父が死んで、父を超えるという目標を失って、自分に価値が見出せなくなって、それでもラグビーをやめられない。今回は1番よかった。説得力が違うね。
トーキョー忍スクワッド
キャラクターの描写をほかの人に説明させるのはやめた方がいいと思います。誰かが戦っている時に、後ろで棒立ちの人たちが「あいつは云々……」と説明しているアレね。もうなんの感情も伝わってこないし、ワンパターンすぎるよ。
ふたりの太星
正直に言って今週のはむちゃくちゃ面白い……。突然異空間でバトルになってしまうという超展開も笑ってしまうけど、豪月くんがきちんと納得して救われているのがとてもいい。というか、豪月というキャタクターがすごく良い。好きになっちゃうね。そして、ついに満を持してあのキャラにスポットがあたってしまうのか……。
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