みたまセキュ霊ティ
全体的にどこかで見たような設定なのはどうかと思いますが、ギャグ漫画としてはそれほど悪くはないと思います。主人公の無駄にスタイリッシュな無駄な動きとか、意識が飛ぶと強くなるとか、ジャンプ漫画のパロディをやろうとしているのでしょう。しかし、いまのところパロディしか目立つところがないので、今後面白くなるには余程のことがないと難しいような気がします。
ONE PIECE
相変わらず複雑……なので気になったところだけピックアップ。
ローはあっさりと逃げだせたな、と思ったけど手引きがあったみたい。カイドウは相当に強引なやり方をしているみたいだし、裏切りを考えている人がいるのは不思議ではないので、これが罠ってことはないだろうね。可能性があるとしたらドレークかな?
アプーは思ったよりカイドウと仲良くやっているみたいだね。もっと下っ端扱いかと思っていた。むしろ幹部扱いになっているのは驚き。
最後のカイドウとマムの同盟についてはどうだろう。同盟に関しての悲喜交々が描かれていたけど、この同盟はどうなるのかな。案外、あっさり裏切ったりして。そうでないとルフィたちに勝ち目がないからなあ。
鬼滅の刃
輝利哉さまは年齢に見合わぬ恐ろしいほどの冷酷な判断力だな……。上弦の壱は四人が倒す、と言うのは四人ならば倒せると言う意味ではなくて、四人で倒さなければ後がないと言うこと。そもそも、炭治郎と義勇が加わったところで勝利できるとは限らないし、むしろ一緒に全滅する可能性の方が高い。ならば二人には無残を倒してもらう。上弦の壱を四人が足止めをしているうちに。つまり、言い方を変えれば、四人は1秒でも長く上弦の壱を足止めするための捨て石ということですね。しかし、だからと言って輝利哉さまが四人を信じていないわけではないとも思うね。彼は四人が死力を尽くして上弦の壱と戦い、勝利することを信じている。信じてはいるが、でもそれは盲信ではなくて、彼らが全滅してしまうことも考えている。……ということなんじゃないかな、と想像しています。
で、上弦の壱こと黒死峯どのが本気を出したら「剣が長くなった」って本当にこの人はガチすぎるだろ。これ、一見つまらない描写に見えますが、よく考えてみると本当におそろしいですよ。相手より間合い広ければ、相手より早ければ、相手よりも重い剣撃を放てれば、そりゃ相手よりも強いですね。だからって本当にでかくて早くて重くするやつがいるか!対処しようがねえだろうがこんなもん!
ブラッククローバー
アスタの裁判をやりながら、孤児院の様子や他の騎士団員の現状などいろいろな描写を重ねてきていて上手いなあ。バトル漫画なんだけど、こういう細かい描写が丁寧で、なんだかこの漫画がどんどん好きになってきたよ。今更だけど。
国の司法に正面から喧嘩を売ってしまったけど、これは落とし所はどうするんだろう。黒の暴牛が反乱を起こしたら国力はさらに低下するし、そこまではいかないと思うけど。なんらかの形でアスタの安全性を証明するつもりなんだろうけど、あまり思いつかないな。
アクタージュ
夜凪が父親に対する憎悪を思い起こしていくシーンは病んでいるように見えるけど、自分はむしろメンタルケアが進んでいるな、と思いました。人間らしくなった、とも言います。
そもそも父親に対する憎しみは無くなっていたわけではなく、単に考えないようにしていた、すなわち、自分の感情を忘れようとしていただけだった。でも、そんな風に都合よく自分の感情を無くせるものではないくて、必ずどこかに歪みがでてしまうものです。これは想像にすぎませんが、初期夜凪のエキセントリックさは、こうした当たり前の感情を抑圧していたためではないかとも思います。例えば、初期夜空は異常なまでに自我が弱く、負の感情を一切もてない子供のような情動をしていました。あれは文字通り感情を抑圧していたので、正常な精神が発達出来なかったのではないか、なんてことも考えられますね。
だから、夜凪が憎しみを思い出したのは、むしろ喜ばしい。彼女は怒りも憎しみもある当たり前の人間になりつつある。しかも、それが彼女の役者としてのレベルアップに繋がっていて、つまり、人間としての成長と役者としての成長がリンクしているので、見ていてとても気持ち良いですね。ただし、憎しみの感情に引きずられてしまう可能性はあるけれども、でも、これは彼女がどこかから持ってきた感情ではなく、彼女自身の感情なので、たぶん大丈夫じゃないかな。引きずられても、それが彼女の自然な感情なんだから。ちょっと適当なことを言っている自覚はある。
どっちかというと千代子ちゃんの方が心配だな……。夜凪は“思い出している”だけだけど、彼女は掻き立てている状態だから、どこまで感情が育つのか予測できないぞ。
Dr.STONE
相変わらずテンポが良い。良すぎるほどに良い。あまりにもテンポが良すぎるのが難点と言えなくもないですね。まるでイチャモンをつけるようになってしまうので申し訳ないですが、あまりにも各キャラクターの能力が噛み合いすぎていて、ちょっと綺麗すぎるかな、と。悪いわけではないんですが、自分にとってリアリティを感じられないんですよ。もちろん、これが良いという人もいるでしょうが、自分は千空たちのような天才的ではないので、自分の実感として受け入れられないんですよね。
ハイキュー!!
光来くんはここで始めて“仲間”を得たということなんだろう。一つしかないスポットを奪い合う敵ではなく、同じように努力し“違う強さ”を身につけようとする存在。自分は一人道なき道を進む存在ではなく、同じ方向に、しかし、別の方法で進む仲間がいる。光来くんにとって日向はそういう存在だと理解したんだね。
夜桜さんちの大作戦
思ったより六美が狙われる理由に説得力があるな。つまるところ、六美が確実に異能を持つ子供を産めるということは、そして他の兄弟の子は異能を持たない可能性が高いとするならば、六美になにかあったらその代でスパイ(殺し屋のような気もするが)としての夜桜家は終わるわけだ。これは死にものぐるいで守らざるを得ないし、敵対組織からは狙われることは間違いない。
それはそれとして、主人公の身体能力が高すぎるんだけど、そろそろスルーするのがきつくなってきた。いい加減、ちゃんと説明をしていただけないものか……。
約束のネバーランド
ムジカの動きが気になるな。ソンジュとは別の思惑がありそうな気もする。それがエマにとって良いことなのかどうかはわからないけれども。ちょっとそのあたりちゃんと意識して読んでなかったので、判断がつかないなあ。
チェンソーマン
モミアゲマンの言うことが本当にクソみたいなセリフばかりで感心してしまった。よくもまあここまで自分本位で独善的なセリフを吐けるよな。「ゾンビを殺しても心が痛まないのか?」「そうだとしたらお前の心は人間じゃない」と、どの口がたわ事を垂れ流してんだぁ〜?そのゾンビを利用しているのはお前らだろうがこのカスが!よくもまあ自分がまともな人間だと思っていられるよなぁ〜!デンジは少なくとも自分がまともな人間だとは思ってねーぜ!その分だけモミアゲマンよりはるかにマシだな。
そしてわりかしこう言う人いるよ!自分の言っていることは正しくて、ほかのやつらは自分の正しい意見を受け入れるべきだと考えるクソがな!……と、ややエキサイトしてしまうぐらいにリアリティがあった。作者の人間の描写はやはり素晴らしいですね。
僕のヒーローアカデミア
え、またインターンやるの?と言うかこれからどう死柄木たちとの戦いが本格化するはずなのだけど、いまだ仮免とかインターンとか言われていると、こんなんで間に合うのかなあと心配になるな。ヴィラン側に比べて一歩も二歩も遅れていない?
ぼくたちは勉強ができない
妹が出てくると作品のジャンルがちょっと変わるな。半分くらいギャグ漫画の住人だよね。
呪術廻戦
伏黒(仮)強いけど、強さに説得力があるのが良いね。五条や夏油がなぜ勝てないのか懇切丁寧に教えてくれる。自分の弱点さえ強さに変えるその精神力こそが伏黒(仮)の真の力なんだろう。この主人公かと思わせる強さを持っているのが性格がクソ野郎なのがこの漫画の面白いところだねえ。
ゆらぎ荘の幽奈さん
コガラシさんなろう主人公説。「やりすぎちまったか?」が完全になろう主人公ムーブで、思わず笑ってしまっことが悔しい……。
そして流れるような不自然さで運動会が始まってしまったことに、さすがだな……と思いました。誤字にあらず。
サムライ8
奥義伝授がダウンロードと言うアイディアは面白かったけど、見せ方があまり良くなかったと思う。あんなにドタバタした時にやられてもあまり印象に残らないような……。その後の奥義発動を含めて、むしろ肩透かし感の方が強かったな。
神緒ゆいは髪を結い
こらー鍵斗さん、千鶴まで落としにかかるんじゃない!千鶴もOH-…じゃないよ!あとシリアスなシーンでもいちいち気遣いを忘れないとかマメな男だな!炎火が完全に落ちた顔してるじゃねーか!
これだからパリピは対人関係に屈託がなさ過ぎて困るよなあ。他人との距離感がおかしいんだよな。素敵!さすが鍵斗さんだぜ!この調子でアヤ子も溢れる気遣いとイケメン力で何とかしてくれよな!
しかし、いまだにエビちゃんが黒ゆいと並んで鍵斗さんに落ちないところを見ると、作者の保護を感じるな……。やはり、メインヒロイン候補、と言うことか……。
ふたりの太星
冒頭の豪月にはハチワンダイバーのジョンス・リー味を感じてしまうわけですけど、この作品も同じくらいにぶっ飛ぶことが出来るのかな?まあ、少年ジャンプでやるような話ではないけど、そうなってくれたら自分にとっては楽しい漫画になりそう。
豪月の過去シーンもなかなかセンスが良かった。生来の怒りを持て余していた男がようやく怒りを収める。上手く言えないけど、ちゃんと感情が乗っている描写だったと思うね。将棋シーンは相変わらずなにをやっているのかわからんけど、最後の一手に感情が込められているのは感じる。
トーキョー忍スクワッド
前回の青眼がAランクだったの……?それはさすがにハッタリを効かせすぎではないかなあ。忍のランク自体が各落ちしてしまわないだろうか……。ランク=強さではない、と言うことはそうだろうけど、それじゃあ今からDランクの人たちと競い合う、と言われてもあまりわくわくしないぞ……。
ビーストチルドレン
うーん、試合の描写はそれなりに熱があって悪くないと思うけれど、登場人物にいまひとつ興味が持てないので面白くないな……。自分の知らないところで試合をやられている感じ。残念だなあ。
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