サムライ8
銃撃を受けたアタが反撃で爆発をさせてたけど、あれはなんなんだろう。何度見てもよくわからなかったけど、たぶんなんらかの能力なんだろう。しかし、それが今後、意味を持つかどうかはわからない。そういうところはあまり作者を信用できないんだよね。
それはそれとして、八丸の戦いの動機を生み出すバトルはなかなか良いと思う。恐怖を抱えたまま刀を取り、痩せ我慢をしながら勇気を絞り出していく。これは感情移入をしやすいと思います。
約束のネバーランド
ラムダのイレギュラーとはなんだったのか。戦いになるまでもなく自滅してしまうとなると、なんのために出てきたのかよくわからないな。考えられる理由となるとノーマンのうっかりミスか、あるいはムジカたちを殺すつもりはさらさらなくて、単に戦いから引き離すつもりだったとかだろうか。まだよくわからないね。
登場人物たちが一箇所に集結し始めるこの流れは、ついにクライマックスが迫っているということかな。戦争を止められるのか、そもそもどのように止めるのかまるでわからないけど、楽しみですね。
ワンピース
キッドはまだ心が折れていないようで安心した。「寛大だと思え!」は正直かっこ悪いけど、本人も分かってて言っているのだろう。ダサくても強がる。それが意地ってもんだよね。
ルフィは逆境に落ち込んでいる時はかっこいいな……。お前を待っているんだろうが!とモモの助を叩き出したあたり、普段の空気読めないところはどこに言ったの。むしろ、普段は敢えて空気を読まないだけなのかな……。
スナッチってようするにチェストってことか……。
ゾロって他のパートと比べると目的はズレてるよね。方向音痴らしく物語からも迷子になっている。でも、きっと美味しいところを持っていくんだろうな。
ハイキュー!!
今回は光来くんの話でした。ただただ強い鴎台の中で一人強い自己顕示欲をもつ選手。ただ、それが調和を乱すものではないのは面白いね。俺が俺が、というタイプは場を乱すものだけど。たぶん、自分の輝かせ方をちゃんと心得ているんだろうね。大人だなあ。
ブラッククローバー
パトリが戻ってくるとは予想外だった……。たしかにあのまま消えてしまうのは無責任な側面はあるので納得は出来るのだけど、あんな別れの雰囲気を出していたのにな……。
初代魔法帝もポッと出のわりには存在感もちゃんとあってうまい扱い方だった気がするな。心残りもなく綺麗な終わり方だったね。ネロがその遺志を継いでアスタたちに本格的に関わることになるので、その想いが消えてなくなるわけでもない。
ユリウスはさすがに引退かな。次の魔法帝が誰になるのか。そしてたぶん弱体化したユリウスが物語としてどのように関わるのか。
作者は、ネロといい、物語に新しい要素をどんどん追加していくのが上手いなあ。
鬼滅の刃
お屋形様はそこら辺の外道などとは比較にならないクソ外道だけど、しかし、どこまで愛情深く、優しい。だからこそ外道。なぜなら、実際に駒にしか考えない相手ならばいくらでも利用して使い捨てられるだろうけれども、愛情深く子供と同然の相手を使い捨ての駒に扱うとなれば話は違う。もはや、人間からはかけ離れた精神と言える。
そんな産屋敷さんも刀を振れるようになろうとしたことがあったんだね。自分の手で鬼を撃ち、無残を倒したいと願っていたこともあったのだろう。しかし、それはすべて不可能だった。その時に味わった無力感や怒りはどれほどのものだったのだろう。あの優しい笑みの向こうにはどこまでの激しい感情が渦巻いていたのか。「ごめんね」と答えた彼の心がどのようなものだったのか。まったく想像もつかないね。
黒死牟殿は本当に強すぎる。致命傷を負ってなおかつあらゆる武器を使い、稀血によって酩酊させてなおかすり傷ひとつつけられない。ここできた岩柱、悲鳴島さんは頼もしいけど、さすがに一人では勝ち目がなさそうだぞ。風柱がまだ戦えるなら二体一で拮抗出来るだろうか……?
呪術迴戦
吸い込む術は負の自然数云々はともかく、億泰のザ・ハンドみたいなものかな。空間そのものが無くなっているので元に戻ろうとする力を利用する、みたいな。反転はよくわからん。
最後のメイドさんはなんだろう。夏油、なにやってんの?次週で経緯が明らかになるのかな。
ぼくたちは勉強ができない
全編に渡って「いや、そうはならんやろ」と言うしかないような気もする狂気。なんなんだこの漫画は……頭がおかしくなるぜ……。ところでここまで近付いておいて成幸に意識されていないとかもはや勝機がないどころではないな。熟年夫婦みたいというが、それはもう無理がありすぎると思うぞ。現実逃避はいけないな。
Dr.STONE
白夜の「前向きで倒れられた」はなかなかグッときた。自分が礎となって後に続くものに託す。なかなか評価されないけれど、とても立派な行為だ。死ぬ前に流した涙に万感の想いが込められている。少なくとも、彼のやったことと想いは千空に届いたんだね。
チェンソーマン
未来の悪魔のいう「未来」はどういう未来なんだろうな。確定して変更の効かない未来なのか、観測者が行動することによって変化するものなのか。後者じゃないと少年漫画で使いにくすぎるけど、前者だったら面白いんだけどね。
デンジは言っていることはネジが外れているんだけど、なんか不思議な愛嬌があるのが面白い。この任務に失敗したら廃棄処分でマジ俺とバトルな、と言われて「じゃあ、その時は先生を殺さないでやるよ」という返し方は師匠に対するリスペクトを感じさせて良いね(常識的でも良識的でもないけど)。こんなことを言われたら師匠泣いちゃうじゃんよ。
マキマさんは相変わらず内面が読めないけれど、まったく情がないわけでもないと思う。たとえば、師匠が「おもちゃにも情が沸く」という言葉に一瞬沈黙してしまうところに感情のゆらぎがある。しかし、そのゆらぎを静かな笑みで抑えてしまうところに怖さがありますね。つまり、デンジに対する優しさは本物ではあるのではないかと。おそらくマキマさんは鬼滅の産屋敷さんと同じタイプの情愛を持っているけど、それを切り離して判断出来るだけなのではないかな。
僕のヒーローアカデミア
完全に戻れないところまで行きつきそうですね。巨悪というタイプではなくて、ただひたすらに虚無なヴィラン。この調子だと仲間なども必要としなくなりそうだけど、連合はどうなるんだろうな。
科学と魔法の格闘家たち
ええ、最近の新人は村田雄介先生に作画してもらえるんですか……?めっちゃ推されてるなあ。
作画があまりにも上手すぎることを差し引いても、なかなか面白い作品ですね。それぞれ主人公二人に負けた対戦相手が良い味を出している。自分を負かした相手にダメ出ししたり肩入れしたり、この話の3割くらいはあの二人の面白さが占めている気がするな。そして、主人公二人がサバサバしていてとても爽やかなのも良い。ギャグ描写もあまりくどなくてさっぱりしているし、綺麗にまとまっているように感じますね。バトル面でも駆け引きが悪くはない。いや、さっきも言ったけど絵がうますぎるので眺めているだけで楽しすぎるのであまり正しく評価出来る気がしないのが難点かなあ。
アクタージュ
王賀美さんが頼れる兄貴分になってくれるので夜凪パートの安心感ときたらないな!彼がいるだけであとはなんとかなるんじゃないかという気さえする。この辺は今までの王賀美というキャラクターの積み上げがあってのことだと思うのでさすがだと思います。
そして次回から千代子パートに話が移りそう。夜凪の進化に焦りを感じている彼女の姿は分かってはいたけどつらいところですね。ただ、それまでの上手く行っていた成功体験を壊して新しい自分を作り直す時というのは進歩出来ない気がするのでとても苦しい。そこを支えるアラヤはナイス。こいつも一見不思議系に見えて世話好きなタイプだね。夜凪をやたら熱心に指導していたし、そういう星の下に生まれているのかもな……。
ゆらぎ荘の幽奈さん
冒頭があまりにも唐突すぎて先週の話を飛ばしたのかと思っちゃった。いつものことなので、今更説明するまでもないということなのかな。そして、ヒロインたちに野球拳をさせるということ以外になんの目的もなさそうなストーリーには清々しささえ覚える。ただし、キャラクターがあまりにも多すぎることが気になるな。つまり、作者側がキャラクターを持て余していいるんじゃないかとも思う。あまりにも強引な展開も、キャラクターを巻き込むための苦し紛れのような……。キャラを絞って、例えば僕勉みたいに担当キャラパートなんてやったらメインヒロインが登場するのが数ヶ月後とかになりかねないものね。
ふたりの太星
羽賀はいったどこに向かおうとしているのだろうか。完全に作者の悪ノリを感じるぞ。そんな世界観じゃなかったでしょう……。
神緒ゆいは髪を結い
白ゆいがだんだん自己主張し始めてきていいぞいいぞ。黒ゆいを呼び出すシーンとか嫌がりながらも鍵斗に頼まれると断れないあたりダメンズの気質がある。別に自分はダメンズが好きなわけではなくて、しかし、白ゆいのキャラクター性が見えてきたところが良いと思います。優しいけれど嫉妬深くなりそう。いいねえ。
それにしても鍵斗はいい主人公になってきた。行動、言動のすべてがあまりにも童貞を拗らせていて面白い。これからも顔だけの努力家の一面を生かして出てくるスケバン妖怪を惚れさせまくって欲しいぜ!
トーキョー忍スクワッド
うーん、やはり仁たちの対処がお粗末すぎて、今までのイキリっぷりがすごくダサくなってしまったぞ。まず、敵集団が人質を使ってくることを読めなかったこと、護衛対象から目を離してしまったこと、逃げた護衛対象の追跡手段がないこと、それについて対策を練っておかなかったこと。言いたいことは山ほどあるが、とにかくこいつらこんな体たらくで偉そうにできたものだと感心してしまう。別に敵に出し抜かれるのはいいんだよ。誰だって失敗はあるし、それは仕方がない。しかし、失敗の仕方があまりにも良くないし、その対処に至ってはほぼ無策ときては、もはや怠惰と言わざるを得ない。
最後の西遊記
また怒涛の設定説明回。いろいろと面白い要素もあって、これをちゃんとストーリーの中で描けていればなあ、と思わざるを得ない。残念だ。
ビーストチルドレン
いきなりぽっと出のキャラクターを大量にだされてもなあ。試合のために仲間を集めるという王道展開なんだけど、そのせいでいまひとつ新キャラクターに興味が持てない。埋没してしまっている。
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