週刊少年ジャンプ(2019年31号)感想

引用:週刊少年ジャンプ2019年31号より

Dr.STONE

銀狼の普段のヘタレぶりが女装することによって可愛さに変換されていることに妙に腹が立ってくるな……。

モズ(だっけ)は結果的にコハクのアシストをする形になった。少なくとも首領に忠誠を誓っているタイプでもない。つまり味方化フラグだろうか?そもそも首領がどんなものかわからないし、まだわからないかな。

鬼滅の刃

義勇さんは単に合理的にやっているだけなんだろうけど、思考の過程が突飛過ぎて周囲をびっくりさせるな……。周りに自分を理解させる気がないんだろうな……コミュ障あるあるだな……。

甘露寺さんは登場するだけでギャグみたいになるな。前回までの上弦2と3の戦いがあまりにも悲壮で切ない話……どーまさんは除く……だったのでちょっと息抜きかな。きっと彼女もすぐに絶望的な戦いに挑むことになるんだろうと思う……たぶん……。

ONE PIECE

クイーンがすごく頑張っていて主人公みたいだな……。そして非常事態にも的確な指示を出しているし有能感がすごい。残されたババヌキがとてもひどい目にあうんだろうなあ。

約束のネバーランド

鬼の都の描写を見るに、彼らの文明はほぼ人間の文明と遜色ない感じなんですね。遜色がなさすぎてほぼ人間と変わらない。これだけならば会話の通じる相手なのに、捕食という一点でどうしても相容れない。生存競争なのだから、これを妥当なところで解決するのは難しいと思うのだけど、作者はどうするつもりなんだろう?

ブラッククローバー

ヤミ団長が協力してくれるならなんとかなりそうと言う信頼感がすごいですね。

呪術迴戦

夏油のうさんくさいイケメン感に変わりがないのは微笑ましい。考え方はだいぶ違うけど。

サムライ8

師匠のうんちくは基本的にくどい上に意味不明で滑ってることが多いけど、阿吽のうんちくだけはわりとマシだった。少なくとも不快な感じはない。あと、アンのキャラクターはなかなか挑戦的で悪くないと思う。のんびり屋だけど気が強くて吃音ゆえの他者との関わりの不器用という点は下手したら読者を苛立たせる可能性もあるけど、本人の性格が良いので不快ではない。むしろ男側に紳士であることを自覚を促すヒロインかもしれない。ちょっと褒め過ぎか。

ぼくたちは勉強ができない

やはり問題解決のやり方が小手先過ぎて納得いかない。まあ、ラブコメに何を言っているんだと言われればそれまでだけど……。

トーキョー忍スクワッド

骨の術を使っている人はなんだかカッコいいセリフを言ったかと思えば特に良いところもなくやられるし、いったいなんだったんだろう?あと相変わらず鳴海はナチュラルに他人に失礼なのでどうにかならないのかなあ。

アクタージュ

王賀美さんは一見したところ傲岸不遜でいけ好かない人に見える。しかし、なにかを聞かれれば誤魔化さずにちゃんと答えてくれるし、他人との関係もなあなあにせずに筋をきっちり通すので、話が進むほどに好きにならずにいられないな……。

火ノ丸相撲

唐突に出てきたトラ◯プ大統領には笑ってしまった。まあプロレスと比べると試合時間が短いよね。

チェンソーマン

コベニちゃんを庇って死んだ荒井くんの死に顔がどことなく滑稽なものになっているところが作者のセンスを感じる。どんなにかっこよくても死は決してヒロイックなものではないと言う冷たい事実。そして、それでも荒井くんの行為は本当に立派だったということ。コベニちゃんを生かしただけではなく、彼女の行動の理由になった。今までの彼女なら仲間を助けるために命をかけることが出来なかったかもしれないね。それは助けられた罪悪感か逃避かもしれないけど。それも人間らしいよね。

さよなら間抜けな誘拐犯さん

戦争ですべてを失った男が少女との交流を通じて生きる実感を取り戻すという話。おおむね上手くまとまっていると思う。ただ、戦争による価値観の変化についていけない男という側面がほぼ意味がなかったのは惜しい。最後のネタばらしも上手く機能していない(別になくても話に関わりがない)。ただし、このあたりはそこまで大きな欠点ではないので、良い読み切りであることは間違いないと思います。

ハイキュー!!

スーパープレイの連続でも「いちいち動じてらんねえよ」という澤村主将の言葉が頼もしい。相手が自分の想像を超えることを想定している信頼感のようなものさえ感じさせるね。

ゆらぎ荘の幽奈さん

表紙でシリアスな雰囲気を出しておいて開いたら尻が出てくるようなバランス感覚は嫌いじゃないです。どんなにシリアスに入っても一瞬でお色気ギャグに引き戻せる設定の妙と言えます。霊装結界って便利な設定ですね。

あと雪崩の言い分もわりと良いところに落ち着きましたね。コガラシ自身が善人であるかどうかは問題ではなく、誰も制御出来ない圧倒的な力を個人が持っているのが良くない。コガラシも完璧ではなく感情のままに力を振るうこともある。その時、誰も止められないと言うのは恐ろしい話ですね。したがって、最後の雪崩のセリフは額面通りに受け取るべきではなく、むしろそれほど危険な存在なのにコガラシを信じてしまいたくなる雪崩の葛藤の表れと見るべきか。つまり、彼自身はコガラシに好意を持っているが、それゆえにコガラシを殺すことができなない、それが間違っているとしても。なかなか複雑なキャラクターになって良いと思います。

ビーストチルドレン

主人公とチームメイトを一緒に練習もさせないうちに試合に出すと言うのはさすがにどうなんでしょうか……。自分、ラグビーには詳しくないんですけど、それでチームプレーとか成立するんですか……?

神緒ゆいは髪を結い

もうかんぜんに妖怪バトルものになることを隠さなくなってきましたね!女の子が怪我をしたり恐怖に震える姿をまあ楽しそうに描くこと。絵のパワーが違いますよ。作者の性癖が解放されたのだとすれば良いことだと思います。

ふたりの太星

共感覚ってそういうものだっけ……と言うのは野暮なのでともかくとして、昼と夜に人格が分かれていると夜側がデメリットが厳しすぎるよな。眠らないわけにもいかないし……。このままでは太の方がすべてを諦めなくてはいけないのでは……?

最後の西遊記

感情を押し殺そうとして、それでも出来ず感情が溢れる。布留化迦のシーンはなかなか感情が乗っていて良かったと思います。やっぱり良いところはちゃんとある作品だよなあ……それでもこの掲載位置なんだから厳しいね……。

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